寶千印 · 東京 · 二〇二六
記
hosen について
序
禅語は、何百年ものあいだ、紙に染まり、絹に刷られ、石や木に刻まれてきた。
hosen は、それを衣に纏うささやかな試みである。
一着に、一語。
その語は、作家・佐竹 寶千 が東京で一つひとつ手で彫った篆刻から取られている。
同じ印影は二度と現れない。
着る人がその語とすごす時間こそが、この衣の本体である。
― hosen, tokyo
作家について
佐竹 寶千。一九五〇年、奈良に生まれる。現在は東京に居を構え、漆と篆刻の仕事を続ける。脱活乾漆の技法を用い、器、像、印を一つひとつ手で形にしている。
作家本人の漆作品サイト →篆刻について
印影はすべて、作家・佐竹 寶千 が東京で手で彫っている。一字一字、刀を入れる角度と深さで、にじみの位置と濃さが変わる。同じ印影は二度と現れない。
衣について
ベースは United Athle 5001。綿一〇〇%、ナチュラルカラー。印影は DTG プリントで前後同柄、朱 #8B2818。衣は語を運ぶ器であり、それ自体が主役ではない。
ブランドについて
hosen は人格を持たない。一人称で語らない。器として、ただ語と印影を運ぶ。
Carved in Tokyo. — 印影は、東京で彫られている。